「葛の花ダイエットに関する話」では、生薬と生活習慣病に詳しい教授のお話を交えながら葛の花由来イソフラボンの効果をご紹介します。内臓脂肪を減らしましょう。
「葛の花ダイエットに関する話」では、生薬と生活習慣病に詳しい教授のお話を交えながら葛の花由来イソフラボンの効果をご紹介します。内臓脂肪を減らしましょう。
最近人気の葛の花ダイエットサプリメント。10月の日経ヘルスに、効く食品の効く理由を解説するコーナーがあり、油田正樹教授が解説を加えていました。油田正樹教授は、日経ヘルスの紹介で武蔵野大学薬学キャリア教育研究センターとなっています。メタボリックシンドローム(代謝症候群)に対して有効な伝統生薬の探索研究をされてきた方だからこそ、葛根湯などに生薬として使われる葛について詳しいのだと思います。葛は根の成分が有名ですが、葛の花にダイエット効果のあるイソフラボンが含まれていることがわかり、注目され、話題になっているのです。
葛の花イソフラボンの効果について油田教授によると
「葛の花由来イソフラボンを摂取することで、肝臓での脂肪合成に関わる遺伝子の発現が低下することが確認されている。つまり、肝臓での脂肪合成を抑制する働きがあるといえる。」
葛の花ダイエットでは、葛の花由来イソフラボンのうちテクトリゲニン類を摂取することで脂肪に対する3つのダイエット効果があります。上の油田教授のお話は、その働きのひとつ脂肪合成を抑制する効果についてです。
食事で食べたもののエネルギーを使い切れなかった時に脂肪に合成して蓄積します。いつもエネルギーが余ってしまえば脂肪がどんどん蓄えられてしまい、お腹に脂肪がついてメタボリックシンドロームになっていくいのです。葛の花ダイエットでは、脂肪を減らすだけじゃなく新たに蓄積させない働きもあるのはうれしい作用です。
葛の花由来イソフラボンのテクトリゲニン類には脂肪合成を防ぐだけじゃなく、もちろん葛の花サプリメントを飲んで期待するところの脂肪の燃焼を促進する働きもあります。葛の根は葛餅の原料になったり、生薬として葛根湯として風邪の初期症状を抑えたりします。葛の花も食用にもできるそうです。食べた人の話によると、味はほとんどない、というか無味のようです。
そんな葛の花ダイエットの体脂肪への燃焼効果は油田教授によると、
「体脂肪の分解を促進したり褐色脂肪細胞における熱産生を高めたりすることも確認されている。これらが複合的に作用することで脂肪の蓄積を阻害し、肥満の抑制につながると考えられている。」
トクホのお茶にも体脂肪を分解する効果をうたうものがありますが、それと同じ作用にぷらすして熱産生を高めてエネルギーをより多く使うことができることが確認されているのはうれしいですね。褐色脂肪細胞での熱産生は、たとえばごはんを食べた時に背中があつくなったりすると思いますが、運動をしなくても食べたエネルギーを脂肪を燃やすことで発散しているんです。ギャル曽根さんなど大食いで痩せている人たちはこの褐色脂肪細胞での熱産生が普通の人よりもとても活発だというのをサーモカメラを使って検証しているテレビ番組を見たことがあります。大食いファイターのように食べたことをなかったことにできたら嬉しいですよね。葛の花ダイエットにはそんなエネルギー燃焼効率のいい身体に近づけてくれるような働きがあるのです。
葛の花由来イソフラボンには7つのイソフラボンがあり、その中にふくまれるテクトリゲニン類にメタボなお腹の脂肪を減らせる効果が発見されました。葛の花由来イソフラボンには、肝臓での脂肪の合成を抑制し、脂肪の分解を促進し、熱産生を促して脂肪の燃焼を促進するという3つの内臓脂肪撃退作用があることがわかっています。健康診断でメタボ判定を受けてしまった人にうれしい葛の花ダイエット。サプリメントとして葛の花エキスや葛の花イソフラボンを摂取するだけで、お腹の脂肪が減ってくれるなら万々歳です。
油田教授によると、葛の花由来イソフラボンを利用したダイエットには脂肪を減らす以上の効果もあるかもしれないですよ。
「葛の花由来イソフラボンが持つ作用機序を考えると、脂肪低減以外にも、血糖値やコレステロール値の改善効果なども期待できるのでは」
血糖値やコレステロール値も下がるなら、見た目も体の中身も健康に近づくことができます。血糖値などについても臨床試験がされて化学的なデータが出てくるといいですね。 葛の花イソフラボンをつかったサプリメントは消費者庁にデータを提出し、「体重やお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)、ウエスト周囲径を減らすのを助ける。」などの機能を表示することを許可された機能性表示食品が発売されています。